2019年 年頭の辞

カテゴリ:ITの町医者を目指して 公開日時:2019/01/01 00:05

皆さん新年あけましておめでとう御座います。


 本年もアークホールディングスグループ
株式会社アテンド・アークH.D・アスプロを宜しくご愛顧
戴きたく新年の御挨拶させて頂きます。


  さて、今年は30年続いた平成が終わり新たな年号を賜る年ですね。
次の年号はいったいどんな年号に成るのでしょうか…?!


この年号(元号)にも込められた意味があるそうです。
昭和に込められた意味は「国民の平和と世界の共存・繁栄を願うもの」
平成の意味は「内外、天地ともに平和が達成される」なんだそうです。


私は有識者では無いので次の年号は、どんな由来で新しい日本の暦を刻むのだろう…
としか分からないのですが、楽しみにしています。


ここ2代の年号は、昭和・平成と第一に平和が込められた背景に世界大戦での
反省と敗戦後の日本の復興が願われている様に思われます。それに国民が応じて
寝食を忘れて高度成長期を経て、ここまで日本は勤勉さと真面目さが世界に
評価されてメイドインJAPANという製品・技術力などの信用を得てきました。


その先代の苦労と努力の恩恵で私たちは、安全な日本で暮らしています。

しかし、その時代を乗り越えられた苦労世代の方々が、自分の子供や子孫には
もっと楽に余裕を持って生活させたいと願い…
団塊ジュニア世代・ゆとり教育の社会・働き方改革へと移り変わって行ったのではと
考えられます。


果たして、これで時間的な余裕が生まれ、仕事より地域や家族との時間を大切に!
休日を増やしイベントに力を注ぎ、自由な発想こそが良い技術を生むはずだ!と
改革された現代で本当に幸せに成ったのでしょうか…?


私は、今でいう大手のブラック企業に長年勤務させて頂き、年間休日も30日もあれば
良い方で毎晩深夜までの激務だったため、もしも自分が自分の会社を作るなら、
もっとちゃんとした?会社を作ろうと思ってきました。


まるで高度成長期時代以前の過酷な業務や長時間労働を安定成長期の中で経験してきた
お陰で今の私、今のアークグループが存続していると確信しています。


我社も今年より、法令化された計画年休の実施や様々な働き方改革にトライして
もっとアテンドで働きたい会社になれるよう努力しています。

しかし、実際私が経験させられた苦労こそが、真の教育だったと今となれば、その
ブラック企業に感謝してやみません。

(決してブラック企業を称賛している訳では有りません。)


現代は様々なハラスメントが横行して本当に会社や上司が悪いのか、それとも
ハラスメントを訴えれば、自分が間違っていても許されてしまう風潮に危機感を
感じるのは私だけでしょうか…


当然、報道されているような暴力や虐待は許されることではありませんが、単なる

ワガママで不満や不平を自分本位の方向より訴えれば、真偽を確かめぬまま、

弱者を労わる振りをして
視聴率や人気取のために〇〇ハラスメントとして報道する内容を鵜呑みにできません。

 

戦争もケンカも一方的には始まらないもので、どちらか片方が悪いということも無く
昔のことわざで言えば「ケンカ両成敗」として平等性を保っていました。

 

どうか、匿名発言の一方通行で風評被害が無責任に起こらないような平等性が保てる
社会になり、本当に大切な教育や指導を疎かにして欲しく無いと感じます。

 

優秀なスポーツ選手の大賞後の言葉に「厳しく育ててくれたことに感謝しています」と
言っている光景を観るたびに自分は甘やかしてないか?と反省させられる思いです。


世情はさて置き、弊社もお陰様でホームページ制作より、新潟県内の「ITの町医者」と

してご愛顧頂いている訳ですが、私共が求める本当の目標は…
「ITのセカンドオピニオン」そして「同業との協業」なのです。


これまで営業活動を重ね、同業他社との価格競争と戦い、結果的に価格を抑えられた
お客様が満足して頂いているのなら良いのですが、実際は契約先企業の【本来の目的】を
不明瞭な商品(ITリテラシー格差)で理解できずに失敗。


また、提供先である我々WEB制作会社もコストを抑える【本当は必要なコストも削る】

ことで価格を調整して契約して結果的に失敗に終わるWEB戦略を数多く見てきて自社で

失敗を繰り返して来ました。


これでは、大企業と中小企業の格差は、広がるばかりになります。

弊社も含め、同業者の声を聞けば…依り良い提案を差し上げても小さな会社では、その
提案に対応しきれず…失敗した。つまり自分は悪くない。やらない提案先が悪い!と
自己防衛の言葉


しかし、大手IT企業からの提案は、素晴らしいが価格も素晴らしい(苦笑)


以前は、他社(大手)のWEB制作費が300万で弊社の平均販売価格が30万であるこ

とを表面上だけで私は高すぎると批難してきました。


しかし、やはり価格にはそれなりの意味があり、制作費だけでなく、その内部に含まれた
分析や戦略やコンサルタント調査費が含まれています。

 
それでも結果的に先ほどの自己防衛の言葉どおり、「笛吹けども踊らず」となっていれば
300万より30万の方が良いとされてきました。


今では、弊社関与先にも「笛を吹けばオーケストラ」へと答える企業も増えています。
(月間50万から100万以上のコンサル費を頂戴している企業が増えましたし、結果も満足頂いています。)

その場合、我々としてはニーズに答えるべき人員を確保=調査分析するマーケティング人員・関与先企業の内側よりコンサルすべく戦略【本来の目的】のための人員が必要です。


安価なアプリやSNSだけで企業戦略が成功するなら、もはや中学生の方が社長に向いているかも知れません。(笑)


そんな想いから簡単に集まらない中小企業の求人状況では、同業との協業になる訳です。


WEB系でもコンサルが得意な企業ではアイサポート
デザインと紙媒体との融合では、ネオス
財務諸表からのWEB戦略転換に長けている経営コンサルとして総合経営研究所様


このほか県内外にも限りなく協業できるパートナーはいます。

 
その専門知識と戦略を集めて(アテンド)補佐して(アテンダント)顧客満足度を高めてこそ、我々の使命であり、新潟県内の中小企業が全国のIT戦略のモデル地域となり、
ひいては地方再生につながるんだと夢を見て実現したいと願ってやみません!


とは、言え誰でも安い方が嬉しいに決まっていますので、同時にフリーからの戦いを続け
先日も日経に取材して頂きました新潟県下の無料参加企業への風評対策とWEB分析のツール【風評チェッカー】の掲載で好評も頂いています。


アテンドも20年を迎えようとしている中で本物は何かを常に考え社長が欲しがっている
目的を叶えるべき情報提供と解決すべきパートナーを探し続けて今年も頑張る所存です。

 
本年も社員一同どうか宜しくお願い申し上げたいと思います。


今年も皆さま共々前進して参りたいと思い、年頭の辞とさせて戴きます。


平成31年1月1日
株式会社アテンド 代表取締役 上村義明