2020年 年頭の辞

カテゴリ:ITの町医者を目指して 公開日時:2020/01/01 00:02

皆さん新年あけましておめでとう御座います。

 

 本年もアークホールディングスグループ
アテンド  ・ アークH.D  ・ アスプロを宜しくご愛顧戴きたく新年の御挨拶させて頂きます。

 

  さて、昨年は我社もお陰様で20年を迎えました。2年前の2017年の年頭の辞でも書かせて

戴いた通り、様々なコンサルタント様が言われている経済周期説(17年・60年・70年周期)の

中で私は17年周期を一番重視して参りました。

 

丁度わが社も17期の最高潮より順調に安定期・衰退期を味わい(苦笑)3年も持ったことに
感謝し、そして新たな目標へ向かって社員一同研究・前進してしる状況です!!

 

今までのソリューションや自前の商品だけでは、既に陳腐化してしまい、顧客満足度を
上げることに限界を感じ、新たなマーケティング企画として「ノアの箱舟戦略」を昨年
7月より打ち出しました。東京支店=アークビルズ(アーク森ビル内)

 

とにかく「新しい情報を集めよう!新商品を探しだそう!中小企業が受け入れられる
商品価格までコスト=販売価格を下げよう!」をスローガンにアークホールディングスの
グループ全体で協議して試行錯誤していきながら一つのビジネスモデルが出来上がりました。
それが「ノアの箱舟戦略」です。https://www.ark-hd.co.jp/service/app.html

 

協業パートナー150社様の素晴らしいソリューションや販売戦略と販売網や顧客を多く
お持ちの企業様へワンストップで販売できる商品構成と勉強の場として情報共有して
「ニーズ(目的)を探り、ウォンツ(手段)を低価格で提供する」ノアを造りだし
箱舟として沈まぬ未来へ競合でなく協業できるスキームを創って参りました。


お陰様で昨年は陰りが見えた商品に付加価値を付けたしたり、ウォンツが変わってしまった
商材を新商品で補てんすることで売上を維持出来たのです。
ブランディングSEOMEO対策youTobeSEOgoogle/ライン/各種SNSブランディング
・トラフィックSEO風評被害対策
りすくモニター・RPA など… 17品目をすべてパートナーのOEM販売として提供

 

 

また、自社内に於いても中々中小企業で獲得できない人材確保も「自分で出来ることを
全て外注にお願いしろ!」と通達して、今まで出来なかった部下の育成に注視して育てる
環境も整いつつあります。


どうしても社内の開発・制作者の仕事を部下に回したいのは山々ですが…中小企業では予算上
教えながら行うと時間が倍以上掛かり納期やコストが掛かり過ぎるので経験者を求めるしか
無いと皆さんもお考えかと思います。

 

しかし、地方の都市では経験者を探すのも採用するのも困難では無いでしょうか?!
どんどん、スキルアップのため、賃金UPのため、都心へ流出しているのも現実です。
ちなみに新潟県の医師不足も全国ワースト2位だそうです。
我々IT技術者も同様で人材が不足しています。更に悪いことに不足していると切磋琢磨が無くなり
技術向上欲や競争力が低下して、私の様におっさん化してしまう危険があります。(笑)

 

人間は常に環境の中で向上心と自己啓発の継続は非常に難しいと思われます。
とても凡人では「イチロー選手」のようには生きられません。


そんな中で250掛かっても良いから100の業務をこなせる様にしなければ成りません。
その計画も功を制してか…?経費も3倍掛かってしまいました。
私のようなケチな社長にとって、この改革は苦渋の決断でした。

 

必ずしも、1年後・2年後にその成果が期待できる訳でも無いことは多くの経営者の方々は
理解しているでしょうし、育てて離職するための訓練校になるだけだろ!とも非難されました。
特に現代では尚更難しいと痛感しています!

 

あえて、年頭にこんな話をさせて頂くのは…これからの時代は大企業に飲み込まれないように
努力をしなければ乗り越えられない時代だと中小企業の皆さまも十分わかっていると思うから
こそ、「ITの町医者」として20年やってきた流れをお話せざるを得ません。

 

ビックデータを吸い上げられ、IT技術で顧客ニーズを分析してAI技術で低価格を実現して
優秀な人材も吸い取られている都内の大企業と戦うためにも、地方の豊かな暮らしと人員流失を
防ぎ守るためにも、どうか私どもの「ノアの箱舟戦略」に力を貸して頂き、御社の良い技術・
製品を加えて頂き、地方に集まる仕組みを整えたいと願い私の年頭の願いを申し上げさせて

頂きました。

 

本年もアークHD・アテンドグループ社員一同どうか宜しくお願い申し上げます。


今年も皆さま共々前進して参りたいと思い、年頭の辞とさせて戴きます。


令和2年1月1日
株式会社アテンド 代表取締役 上村義明