ネットを受け入れない人々

カテゴリ:SNSについて 公開日時:2011/02/15 17:19

ここに書いても該当者には読まれないと思いますが…

 

WEB/ブログ/SNSが、これだけ普及しているのに関わらず、どうしても受け入れたくない人々がいる。

 

 

ウェブはバカと暇人のもの

景気の悪さは、IT化のせいと仰る社長様には非常に共感できる言葉では無いだうか?

 

私は、インターネットに様々な可能性を期待して疑問を抱いてこの商売を始めた。

SNSがなければ出会えなかったような人々と有益な交流したり、インターネットによる新しいビジネス

モデルによって、様々な発展がもたらされたり、低コストで有効な広告展開ができたり、新しいコミュニ

ケーションスタイルによって時代を変えてしまう威力を持っている。。

等々...

しかし、この本を読む限り、また特に地方では、それらの可能性は10年経った今も【夢のまた夢】で

根本的に変えていかなければ「ほら見ろ!ネットは変人だらけで私達(まとも)な世界じゃないんだ~

となり我社のミッションステートメントを遠ざけることになる。

 

いや「出来ない」と言っているのではなく、そんな中でも確実に増えてはいる。しかし、

それら可能性を実現させるには、ネットを使う人々の意識革命と、

新しくスタートする方々は、面倒がり、ましてや良く解らない世界なので、それを言い訳にしたいのだ。


著者の言うネットには、こんな人たちがいる。

匿名の強みで他人を罵倒する人々。

“品行方正”に怒りの代理をする人々。

いじめる対象を見つけて、しつこく叩く人々。

リアル社会では、人に注意したり怒ったりできないような人々がネット上であり得ないほど怒りっぽくなり

正義感が強くなる。(笑)

そして、こういうことをする人々は大概、ただの「暇人」なのである。

更に個人情報保護を盾にとり、匿名を正当化しても、礼を尽くせば良いが都合が悪くなると逃げ出し、

また違う匿名で現れる。。。

俗に言う「オタク」の「暇つぶし」にすぎないのである。

 

前回のFreeにも書いてある、30歳を境に無料は、いつまで経っても無料。。

30歳以上の人間は、これだけの情報を提供してくれたのだから。。。

買うなら「貴方から買うよ!」となる筈だがアンダーソンは、違うという恐ろしい時代である。


話を戻して中川氏の言葉を借りれば暇つぶしをする人にとってのネットとは「居酒屋」と同じなのである。

ただのほろ酔いの場。

そんなおちゃらけの場に、企業の宣伝広告や真面目なニュースがあっても、誰も見向きはしない。

暇で雑談が好きな人々が求めているのは「おもしろいネタ」なのだ。

著者がいう大半のユーザーには、企業の信用も清潔さも真面目さも求められていない、人々はただ気楽に

暇を潰したいだけだという。

企業のネット戦略において大切なのは「バカをする」ことであるとも、著者は言う。

ネット空間にいる消費者たちが求めているのは、「B級ネタ」である。

ブログや掲示板において、気軽に話題にできるような「B級ネタ」が、ネットではウケるのだ。

B級ネタ以外にも、テレビで話題、芸能人関係、それに、エロや美人などといった要素があるものが、
ネットではウケるらしい。

ネット空間の実態とは、このように大衆的で下品なものなのだそうだ。


更に、そこかしこに誹謗中傷が溢れている。

一人ひとり、主観は違うはずなのに、

ネット空間においては、一つの生命体かのごとく同じ意思を持ち、同じ方向に動いていく。

インターネットの利便性が、こんなところで発揮されるなんて非常に悲しい事である。


しかし、ネットには様々な人がいる。

暇つぶしで人を中傷することを楽しむ人もいば。。。

Twitter上やFaceBookで本名を名乗りマスメディアの意図ある情報に惑わされず、自分が

正しいと思う情報を自発的に受発信していく人。。。

人々や地域の為に商売を抜きにして作業を止めて発信したり、災害の注意を呼び掛けている方々。。。

そんな真面目にネッを活用し、自分達の子供が「居酒屋」で虐めに遭わないために我々アテンドは

ネット素人を正しい活用方法でデビューさせ近所の回覧板から、個人の発言・企業理念を発信して時間と

距離がなくなり、余裕ある優しさ=「やはり日本人は信用できる国だ!」と言えるようにアテンドしたい。

 

まだまだ

インターネットに期待して即売上UPや集客UPを甘くみるには、かなりの努力とセンスが

必要だとは思うけれど。。。
「そんな世界に予算は出せない」と言われないために。。。

WEBコンサルの付加価値は、月10万なんて安いぞ~と言わせるために。。。

 

 

それでもインターネットには可能性があり継続して正しく発信していくことで濁った水も中小企業には

ミネラルウォーターとして地域や家族、ひいては日本を元気づけられるアイティムなのだ。


問題なのは、誰が浄化装置の役目を果たすのか?

 

FaceBookは、本当に、このインターネットの荒廃した世界に受け入れられるのか?

 

暇つぶしではなく、スマートフォン症候群として軽視されることなく。。。

 

ビジネスとして!地域情報として!「貴社を選ぶ」意義として!日本人の「武士道」として活用できる。。。

 

そんなユートピアを目指してアテンドはお手伝いしたいと思う。