東北地方太平洋沖地震

カテゴリ:がんばろう日本 公開日時:2011/03/13 21:07

東北大震災のみまわれました、被災地の皆さまや亡くなられた

多くの方々のご冥福をお祈り致します。

 

連鎖して、長野県北部地震の被害に遇われた方々も

同様にお見舞い申し上げます。

 

1.弱音を吐かず強く進む経営を!

私たち中越でも6年前、大きな災害「中越地震」3年前「中越沖地震」を体験しました。

災害の無残さも然ることながら…その後に起きる二次災害、生活不安、事業不安は

目に見えない大きな余波となり我々を脅かしました。

 

災害ですので従業員や家族を生活から守らなければならない状況下の中で

中小企業の小さな社長の私は、復興の手伝いくらいしか出来ず正義感ぶっても

従業員の生活の安定を考えると売上確保どころではなく非常に厳しい状況でした。

 

みんなが右往左往している状況でも経営者は、生活確保に災害の言い訳は

利きません!当然ながら被災した社員やその付近の社員の休業補償をしました。

(自分では、当然だと思っていました…)

 

ところが、近所の某企業の話で。。

道路が寸断された地域からの社員が自転車に乗り、歩き、しっかりと出社したのに

対して被害が無い社員の給与を払えるか!という話を聞かされ痛感しました。

【優しさとは何か?厳しさとは何か?温情のレベルとは・・・?】


「大変な災害だから休む、当面は出社できない。。などなど」の安易な連絡を

許した自分の甘さを反省して「企業=男は家族を守るために如何なる状況下でも

安心して暮らせるために弱音を吐いては成らない!」のだと学びました。

 

経営者の甘い考えで多くの企業が倒産し、無責任の様に「地震で倒れた」と云った。

確かに、直下型地震で企業の生命をも絶った事業内容もあったと思います。

今回の様に街ごと流された地域などでは到底事業どころでは無いでしょう!

 

しかし、そうでは無い地域の方々までも「それを言い訳にしていることもある」

そんな言い訳をしない強い経営責任感を持ち、社員に厳しさ=守る優しさとして

復興して頂きたいと願うばかりです。

 

2.節電から学ぶこと。

計画節電やガソリン規制が始まっています。

今までの災害と違い、その地域だけの災害に留まらず日本全国を脅かすほどの

大災害でした。

 

これはまるで戦後と同じ規模の災害なのでしょう…(私は未体験ですが。。)

 

管総理が、今日の明日で計画節電を行うと発表しました。当然、多くの非難もあり

関東圏や50Hzエリアの方々は、様々な不安と不満がツイッターなどSNSやTVでも

報じられています。

1.でも述べましたが、自宅療養の方々など電気で生かされている人たちの命を

恰も正義感や優しさと「弱い国民は吠えた」むろん私も吠えた。。無謀ではないか!

 

でもどうでしょうか?!


本当は、自分の生活が脅かされることが一番の理由では無いのでしょうか?

奇麗ごとを言っていられない事態の中で300万戸を停電にするより計画停電に

踏み切った民主党を。。またチャンスだと非難する声…

いま政党の優劣を考えている場合では無い。協力して最善を尽くすとき!

 

今回に限らす、政党争い派閥争いして何か日本が良くなっているのか?

私は民主党より自民党派でありましたが…どの党もうんざりです。

ゲームをしている訳ではないので決まったら協力するのは出来ないのか?

「スパーク(大きな力)とは皆が指先を全員くっつけてこそ(協力)成し得る」のです。

 

なので管首相の判断の優劣を評価していくより、間接的に協力する姿勢を取りたい

ものです。


節電は、現在の日本にとって大きなチャンスだと思います。

豊かに成り過ぎた社会「全室冷暖房・一人一台の自家用車・家族を分裂した各室TV

・暖房便座などなど」被災地を思えば贅沢極まりない。

 

この災害で亡くなられた方々の為にも、国民全員が本当のエコを実施して

災害後も継続して大きな資源を残さなければ成らないと思います。

 

我社も当然ながら、それどころじゃ無い!と受注も激減するでしょう。

しかし、経済が廻るのは消費が円滑にあってこそだと思い、明日からも営業に

廻ります。お金が廻り、税金を支払い、従業員を守ってこそ温かい支援もでき

優しさも分け与えられる理だと信じて、いま出来ることは経済を回すことしか

男として経済人として生きる使命だと思う次第です。

 

まだまだ、余震が続きますが、どうか強い生命力と日本人のサムライ魂で

乗りきって下さい。